セブ島の挑戦的な生活:ハードシップと成長

 

セブ島といえば、綺麗な海や南国リゾートを思い浮かべますよね。日本からの航空券も安くで取ることができるため日本でもセブ島が人気になってきています。

 

そんなリゾート地のセブ島ですが、まだまだ発展途上国なのでインフラが十分に整っていません。水道水は飲めないのはもちろん、詰まりの原因となるためトイレにトイレットペーパーを流すこともできません。また、シャワーからお湯も出ません。水のみです。

 

本記事では実際にセブ島にインターンシップした際の生活について書いていこうと思います。

 

気候の厳しさに挑む日々

 

フィリピンは熱帯モンスーン気候に属しており、年間を通じて高温多湿、そして四季はありません。セブ島の気候は12〜5月の乾季と6〜11月の雨季に分かれています。30度超えは当たり前です。

 

日本人にとっては経験したことのない暑さかもしれません。慣れるまでは1週間以上かかりました。じっと座っていても汗が出る暑さです。

 

クーラーの電気代が異様に高いらしく、クーラーは使わずに扇風機のみの生活でした。寝るときは暑すぎて寝ることができませんでした。最終、扇風機2台で寝ることができました。ですが、2台だと喉が乾燥しやすくなったり、音がうるさかったりで寝るのには本当に苦労しました。

 

セブ島に来てはじめの方はあまりの暑さに体調を崩す方も少なくありません。私の場合、暑すぎて全くお腹がすきませんでした笑

セブへ来る予定の方はぜひ暑さ対策をしっかりなさってください。

 

生活の基本

 

9時から18時までが仕事時間となっていますが、「そんなにたくさんしてもらわなくて大丈夫だし、自由に休憩取ったりしていいからね」と言っていただけたので結構自分のペースで仕事をさせていただいていました。

 

起床

私は毎朝5時に起床していました。他のスタッフの方たちとシェアハウス的な感じの共同生活をしていたのですが、他の方は6時から7時起床でした。夜中の4時くらいから6時くらいにかけてずっとニワトリが鳴いていて、ニワトリに起こされることが多かったです。

 

食事

私は基本お肉は食べれないので、食費は抜いてもらい、キッチンを使わせてもらって自炊をしていました。朝は固定してオートミールを食べることが多かったです。昼食や夕食は、近所のスーパーで買ったものを調理して食べていました。

 

シャワー

日本と違い、湯船はなくシャワーのみです。

また、セブ島はまだまだインフラ設備が整っていないため、シャワーの水圧は弱いのはもちろん、温水を出す専用の機械がないとシャワーから温かいお水は出ません。

 

就寝

就寝は基本的に早くどのスタッフも平均して10時くらいです。クーラー代は高いため、扇風機をつけて寝ます。最初の方は、なかなか慣れなくてぐっすり眠ることができませんでした。

 

 

 

自然の試練

 

暑い気候となると、やはりに悩まされます。しかも蚊の量がすごいです笑家の中にいても刺されますし、対策をしっかりしているつもりでも刺されてしまいます。蚊対策として効果があったものをご紹介していこうと思います。

 

・現地の虫除け

現地の虫には現地の虫除けが一番です。日本からの虫除けを持っていきましたが、驚くほど効果がありませんでした。お勧めの虫除けは、 human nature の虫除けです。オーガニックショップで、変な添加物も含まれていない、自然由来の虫除けです。オイル状になっており、肌に直接塗るタイプのものです。

 

・長袖、長ズボン、長めの靴下

長袖長ズボン、長めの靴下は無難です。いくら虫除けを振って刺されるときは刺されてしまいます。また、蚊だけでなくアリなど他の虫対策にもなるのでお勧めです。

 

・扇風機

蚊は扇風機が苦手なので扇風機の風に当たっていれば刺されにくいです。ですが、刺されにくいというだけで絶対刺されないわけではないので注意が必要です。

 

独自の言語

フィリピンは、タガログ語が母国語であるためセブ島も同じだと思いますよね。ですが、セブ島はタガログ語ではなくビサヤ語という独自の言語です。

 

フィリピンには数多くの島が存在しますが、それぞれの島がそれぞれの言語を持っているためタガログ語が話されているのはマニラなどフィリピン本島の方なのです。

 

学校に行くことができている方達は英語を話すことができるため、英語でコミュニケーションを取ることができます。しかし、小学校までしかない離島の人たちはその島独自の言語しか話すことができないためコミュニケーションを取るのは難しいです。

 

実際に観光スポットとして有名なパンダノン島などは小学校までしかなく、しっかりと教育を受けている方が少ないので英語が通じるかは微妙です。よって、島を訪れる際に島に住んでいるの方とのコミュニケーションを取りにくいです。

 

新たな友人との絆

 

私がインターンとして参加させていただいたNPOさんでは事務所と家が同じになっていてスタッフの方と共同生活をしていいました。

 

スタッフは3名いるのですが、そのうち2名はスラム出身の方で彼女たちは家事や送迎などを担当してくれます。もう一人の方は日本人の方でNPO全体の仕事をしています。

 

フィリピンの方たちは明るく、フレンドリーなのですぐに仲良くなることができました。また、日本人と暮らしているため少しなら日本語もできます。基本の会話は英語です。英語の勉強にもなるのでよかったです。

 

二人ともとてもツボが浅く、すぐに笑います。そして、彼女らは遠い親戚関係であるのにも関わらず、すごく仲良しです。寝る時も一つのベッドで一緒に寝ていました。そんな仲の良い二人を見ていると温かい気持ちにさせられることが何度もありました。

 

一つ同じ屋根の下で生活を送るので、日本人とは違う価値観や考え方を学ぶ事ができ、それを共有する事ができるのがすごくよかったです。

 

困難に立ち向かう精神

 

住まわせていただいたお宅はサブディビジョンという、出入り口には24時間体制で警備員が警備していて高級住宅街のような治安の良い団地にありました。サブディビジョン内には、無料で使えるプールやバスケットコートもあります。

 

そんな優雅に暮らせる住宅街ですが、あくまでセブ島の中にあることに変わりはないので前述した通り、インフラが弱いんです( ;  ; )

 

インフラが弱いと、具体的にどうなるのかというと…

 

  • トイレにトイレットペーパーを流すと詰まる

 

トイレにトイレットペーパーは流すと詰まるので流せません。そのため、トイレの隣にゴミ箱が置いてあり、使ったトイレットペーパーは流さずにそこに捨てる仕組みになっています。そのまま流すのが当たり前になって最初はなかなか慣れず、間違えて流してしまうこともありました笑

 

  • シャワーの水圧が日・時間帯によって変わり、基本弱い

 

日本のシャワーといえば水圧がしっかりしているので水がぶつかってくるイメージですが、セブ島では垂れてくる水に当たる感覚です笑たまに水が出ないこともあって大変です。

 

  • 歯磨きの時でさえミネラルウォーターを使う

 

セブ島で水道水が飲めないということはだいぶ浸透していると思いますが、うがいや口を濯ぐのにも水道水を使用することはなかったです。お腹が弱い方は特に気をつけるべきポイントだと思います。

日本で、水道水を飲むことができるという事実は本当にすごいことなのだと再認識させられました。

 

・業者に頼んでもなかなか約束を守ってくれない

 

「お客様」という感覚は日本ならではものである、とよく聞くように海外ではほとんど店員の方が立場が上なことが多いです。

上述にある通り、インフラが弱いのでトイレが詰まったり、水が出なかったりすることがよくあります。そんな時、日本なら専門業者に電話したらすぐに来てくれるのが普通ですよね。

ですが、セブ島では1ヶ月以上経ってやっと来てくれるかなくらいでなかなか事が進みません笑

 

そういうこともあってか、現地の人はなんでも自分たちで修理する事が多いんです。トイレが詰まった時も自分たちで直すらしいです。

 

 

日本では当たり前だったことが、当たり前ではなくなるので正直最初はこの生活に慣れるのにだいぶ苦労しました笑

ですが、この生活を経験することで日本での”当たり前”に気づくことができ、感謝することができます。

 

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