イギリス留学で英語を学ぶなら知っておきたい!語学学校の授業内容と特徴

これからイギリス留学を考える方にとって、語学学校は英語力を向上させるための最適な方法の一つです。しかし、語学学校に通ったことがない方がほとんどだと思うので、日本の学校との違いや日本語が通じないことなど語学学校に対して気になることがたくさんあると思います。

本記事では、イギリスの語学学校の授業内容や特徴について解説し、留学生活を充実させるための参考にしていただければ幸いです。授業内容や学校の特徴を事前に知ることで、留学前の不安を少しでも取り除くことができると思います。

 

語学学校のコースの種類

 

私が通っていた語学学校では、特にコースの種類はなく、基本的には午前中の授業になります。この午前中の授業にプラスして午後の授業を選択することができます。午後の授業選択の人は少なく全体の三分の一ほどになり、クラス編成も変わります。

入学前のテストについて

 

これから語学学校に入学する方はもうわかっていると思いますが、ほとんどの語学学校で入学前に試験があります。この試験は自分に適したレベルのクラスに振り分けてもらうためのものなのでそこまで気にかける必要はありません。私の場合は入学の2ヶ月前にIELTSを受けていたため、そのスコアをもとにクラスが決まり試験は受けませんでした。

 

生徒のレベルとクラス編成

 

語学学校にくる生徒はもちろん英語が母国語ではないので、自分の英語レベルを心配する必要は無用です。またレベル別のクラスなので同じクラスの人とは同じくらいの英語力です。

 

私の学校では、午前は4つ、午後は2つのクラスで構成されました。1クラスは約10人ほどの少人数で構成されており、担当の先生が1人で教えてくれます。午後の授業ではさらに減って6-8人になります。午前と午後の授業で担当の先生や教室が変わる生徒もいますが、私の場合はたまたま同じ先生だったので会話しやすくわかりやすかったです。

 

授業の進め方とスタイル

 

授業内容は、午前中は英語の文法を中心に学ぶのに対して午後は大学の授業に近いより専門性のあることを学びます。アンケートで事前に何が学びたいかを聞かれ、それを先生が集計して順番に私たちが学びたいものを2-3回の授業を通して学びます。

 

授業は、大学の講義のようなただ聞く主体の授業ではなく、プレゼンやディスカッションなどアウトプット中心です。

教材は、分厚い本ではなく教科書をコピーした紙でした。1日5枚ほど配られます。

 

 

午前の授業の進め方

1.その授業で扱うトピックに関連した余談や問題提起

例えば、”it”の特別用法が授業のトピックであるときは 「Today is sunnyIt is sunny today の二文で言いたいことはどちらの文でも伝わるけどネイティブからしたら前者は違和感しかなくて気持ち悪いから絶対に使わないんだ。なぜだかわかるかな?」と言ったように関連性のある話を前置きして生徒たちに一度考えさせて興味を持たせてくれます。

 

2.教材(紙)の配布

この時初めて今日の教材である紙をもらいます。また、英英辞書も2人で1つ貸してくれてわからない単語があれば自由に使用することができます。

 

3.教材に沿って授業を進めていく

授業の進め方は教材によって変わるため、毎日違うアウトプット方式での授業です。ディベート形式であったり、立ち歩いて意見をいい合う形式のものであったり、色々な授業を飽きることなく受けることができました。

 

4.練習問題

練習問題が出てくると、それにあった時間で問題を解いていきます。この時間内に解けなくても解き終えるまで待ってくれます。(少人数クラスのいいところです)その後、隣の人と答え合わせをして先生にランダムで当てられます。間違えても、恥ずかしがる必要は全くありいません。

答えに納得できなかったら、なんで?!納得できない!くらいの態度でいいです笑実際にそんな生徒ばかりです笑自分が納得できるまで先生は教えてくれて、それでもまだ納得できない場合は授業の進行のこともあるので休み時間に教えてもらえます。

 

5.発音練習

授業時間が決められているため、時間が余った時は基礎的な発音練習をします。実際に発音練習に使っていたボートです。

 

    午後の授業の進め方

      何を学びたいかというアンケートをもとに展開される

    事前に「何を学びたいか」というアンケートをされるので、一人一人が学びたいことを2-3回の授業を通して学んでいきます。全員分の学びたいことを学び終えたら、もう一度このアンケートをして繰り返し行っていきます。学ぶことが決まれば、先生がそれにあった方法で授業を展開してくれます。

     

    例えば「世界の経済状況を学びたい」と回答した場合、

    宿題として自分の国の経済を調べて1人5分くらいのプレゼンを明日までに作ってくるよう指示されます。パワーポイントを使うこともできますし、プレゼン形式は自由です。翌日、みんなでプレゼン発表を行います。発表後は、質疑応答を行ったりするので結構本格的です。

     

    英語を母国語としない生徒が世界中から集まった語学学校の特色を生かした面白い授業になっています。ですが、自由であるが故にその質は個人の取り組みに委ねられます。どれだけ熱心に課題に取り組むかで同じ授業を受けていても得られるものには、人によって著しい格差が存在します。

     

    学校施設や設備の充実度

     

    施設はとても充実していました。住宅地の中にある大きめの一軒家みたいな建物ですが、地下を入れて4階建てでお庭もありました。

    お庭にはテーブルサッカー、卓球台、机と椅子があります。休み時間に遊べるようになっていて、卓球に必要なラケットやピンポン球など道具が揃っています。

    地下にはカフェがあります。2人のスタッフの方が運営してくれているのですが、2人ともフレンドリーな方で拙い英語でも優しく聞いてくれます。たくさんの椅子と机、テレビもあり、テレビの下には絨毯、座れるサイズのクッションがいくつか置いてあってくつろげるようになっています。お菓子からコーヒーなどの飲み物、日替わり一品料理があります。カフェで購入するより全然安く購入することができて、休み時間やランチタイムに利用することができます。

    全体的にいつも清潔に保たれていて不快に感じるところはなく、不自由ない留学生活を送れました。

    語学学校の安心のサポート体制

     

    学校の職員の方は校長先生を含め10名程度で少なめかもしれませんが、生徒サポートを中心に行ってくれる方が2,3人いて学校以外の日常生活で困ったことがあればいつでも相談することができました。実際に相談した際、とても丁寧に接してくださり英語がうまく伝わらなくて詰まってしまっても伝わるまで話を聞いてくれました。

     

    校長先生とも距離が近く、自分のレベルに合っていないからクラスを変えたいという相談も校長先生に直接できます。日本ではあまり考えられないことですよね。

     

    また、未成年へのサポートが手厚かったです。未成年の生徒は毎日学校の玄関口に置いてある紙に名前を記入して出欠確認を行っていました。また、授業がない土日までサポートしてくださいました。具体的には、土日は何をするのかと聞かれて1人でロンドンへ行くと伝えると日帰りでも未成年での1人旅は心配だから親からの許可が必要ということで校長先生と親との連絡のやりとりもしてくださいました。

     

    週1でスピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの4技能の中で自分に不足しているなと感じたり、もっと高めたいと思うのは何?と聞かれる面談の時間があり、それを受けて一人一人違った宿題を渡されます。翌日、その宿題を提出して評価してくれます。

     

    このときにスピーキングと答えた場合、次の日にみんなの前で行うスピーチの時間を設けてもらい、発表します。それを受けて先生からもっとこうした方がいいよなどというアドバイスなどの評価をしてもらいます。

     

    卒業する際には修了証のような、自分の英語レベルの表記もある紙ベースの証明書をもらいます。

     

    よく不安に思うこと

     

    • 自分の英語力が足りないのではないかという不安

    ➡️ そもそも英語力が足りないから語学学校に通うわけなので英語力の心配は入りません。日本語が通じなくても英語がうまく話せなくても伝えたいという気持ちが大切です

     

    • 新しい単語やフレーズが多すぎて、覚えられるか不安

    ➡️ 一気に覚えようとしなくて大丈夫です。一日一つでもいいのでコツコツ自分のペースで覚えられるように努めることが成功への鍵となります。

     

    • 口頭での表現力が不十分で、授業で発言することができるか不安

    ➡️ 日本と比べて授業中に自分が発言しなければならない場面が多いです。ですが、他の生徒たちはいちいちあなたの発言をそこまで気に留めていません。過度な慎重さは、自分自身の成長や新しい経験を妨げることがあるので柔軟な思考で授業に臨んでみてください。

     

    • 授業で使われる教材や資料が難しいと感じ、理解できるか不安

    ➡️ 授業で使われる教材は中学英語から高校英語の文法がメインです。不安な方は、基礎的な英語の文法のおさらいをして自信をつけるといいと思います。ですが、日本の英語の文法教育はしっかりしていて正確なため、他国の生徒の文法より優れています。

     

    • 先生が話すスピードが速く、理解できるか不安

    ➡️ 先生の話すスピードはやや早めです。また、日本ではアメリカ英語を習ったのでイギリス英語の発音になれないかもしれません。しかし、実際はアメリカ英語よりイギリス英語の方が聞き取りやすいと感じる方が多いです。もし、聞き取れなかった時はもう一度聞いてみるといいです。聞き取れないのはあなただけではなく、他の生徒も同じです。

     

    • 授業の難易度が高いこと

    ➡️ 語学学校の授業は、自分の英語力に合ったレベルで受講することができますが、それでも授業の内容が難しいと感じることもあるかもしれません。その場合は、正直に先生に伝えてクラスを変えてもらいましょう。

     

    語学学校での学びを充実させるために


     

     語学学校へ通えば、誰しも勝手に英語力が上がるわけではありません。語学学校という学びの場をどのように活用して自分の英語力を高めるかにフォーカスすることが必要です。

     以下に、いくつかポイントをまとめたので参考にしてみてください。

     

     1. 目標を設定する:どの程度まで英語力を向上させたいのか、向上させた後に達成したいことは何なのか、具体的な目標を設定しましょう。目標が明確になると、学びの方向性が定まり、モチベーションも上がって計画も立てやすくなります。

     

     2. 積極的に参加する:授業内でのちょっとした発言から開催されるイベントや交流会まで、幅広く積極的に参加しましょう。他の学生と交流することで、英語力の向上だけでなく、文化交流もできます。

     

     3. 暗記だけに頼らない:もちろん、単語やフレーズを暗記することは基礎の土台であるため欠かせませんが、それに囚われすぎて本来の”英語”を見失わないことも重要です。英語は言語であることを忘れてはいけません。人との交流をして初めて成り立ちます。暗記に頼らず、さまざまな方法で理解を深め実践的に使ってみることを心がけましょう。

     

     4. フィードバックを受け取る:授業中やそれ以外の時間にも教師や他の学生からフィードバックを受け取ることで、自分の英語力の弱点や改善点を客観的に把握できます。第三者の意見を聞くことで自分では気づくことの出来ない伸びしろを発見できるかもしれません。受け取ったらそこに視野を向け、より効率的な学びを目指しましょう。

     

     5. 自己学習を継続する:学校を卒業して帰国した後でも、英語のニュースを聞いたり、学校で出会った友達と連絡を取り合ったり、できることはたくさんあるので継続していくことが大切です。

     

    語学学校での学びは、留学生活の中でも非常に重要な部分を占めます。学校の授業内容や特徴をしっかりと理解した上で自分に合った学校を選ぶことはもちろん、主体的に授業に参加し、目標を持って、より効率よく学習をしていくことが必要です。また、学習のことで周りが見えなくなって他の学生との交流や、留学生活自体を楽しむことも忘れずに有意義な留学生活を送りましょう。

     

     

     

     

     

     

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